ガンダムにドラゴンボールも! バンダイナムコHDが新しく追加 12月の日興ストラテジー・セレクション

ここが狙い目! 日興ストラテジー・セレクション/ 日興フロッギー編集部岡田 丈

今の社会動向や投資環境をもとにホットな銘柄を毎月選定している「日興ストラテジー・セレクション」。12月号では「機動戦士ガンダム」や「ドラゴンボール」など様々なキャラクタービジネスを展開する、「バンダイナムコホールディングス」が新たに仲間入りしました!  バンダイナムコHDの投資ポイントをチェックして、これからの銘柄選びの参考にしてはいかがでしょうか。

コンテンツでファンを魅了する「バンダイナムコHD」

かつてエンターテインメントの中心は、家の中で座って視聴するテレビでした。それがいまや、動画やSNS、アプリなどに広がり、スマホでいつでも・どこでも楽しむスタイルに変化しています。子どもから大人までの幅広い年齢層でエンタメ消費のカタチは変化し、デジタル技術の発展とともに世界のエンタメ市場は拡大を続けています。

拡大の背景にはデジタル化やスマホの普及といったハード面も大きいですが、ソフト面における魅力あるコンテンツの重要性も見逃せません。

その魅力あるコンテンツを数々提供し、消費者の心をガッチリ掴んでいるのが「 バンダイナムコホールディングス 」です。同社は版権元から許諾を得た玩具やゲーム等の商品化をビジネスモデルとするエンターテインメント企業。2005年に玩具大手のバンダイとゲーム大手のナムコが統合し、現在は玩具やプラモデル、カプセルトイなどを手掛ける「トイホビー事業」や、家庭用ゲームやスマホゲームを手掛ける「ネットワークエンターテインメント事業」など5つの事業を展開しています。

ガンダム世代の40−50代に高価格品が人気

同社の強みは「機動戦士ガンダム」や「ドラゴンボール」「ワンピース」など、子どもから大人まで知名度の高いキラーコンテンツを保有していることです。

たとえば、主力コンテンツの1つである「ガンダム」は、40−50代に多くの根強いファンを持ち、高価格にもかかわらずプラモデルやコレクターズフィギュアの販売が好調です。「ドラゴンボール」シリーズ等の周辺商品とともにトイホビー事業を牽引しています。

ネットワークエンターテインメント(NE)事業においても、キラーコンテンツの存在がキラリと光ります。「ドラゴンボール」や「ワンピース」シリーズ等、国内外での安定的な人気を継続し、また「TEKKEN(鉄拳)」をはじめとした家庭用ゲームの既存タイトルのリピート販売も海外を中心に好調に推移。2020年3月期第2四半期営業利益(累計)は前年同期比9.1%増と好調です。

アジアを中心にさらなる売上拡大へ

今、世界のエンタメ市場は、中国を筆頭とするアジア地域にて勢いを増しています。そんななか、同社の海外売上もアジア地域が大きく伸びています。すでに国外にも多くの根強いファンを持つ同社ですが、特に海外展開がこれからは肝となりそうです。


2018年4月にスタートした同社の中期計画で、IPビジネス(知的財産:エンタメ企業では作品、キャラクターなど)を軸にした成長戦略とともに、エリア戦略として積極的な海外展開を推し進めています。特に同社が重点地域と位置付けている中国市場では、「機動戦士ガンダム」「ウルトラマン」「NARUTO」など、現地で人気の高いIPで事業を展開。その効果もあって、2019年3月期の中国市場売上高は、期初計画150億円を大きく上回る180億円でした。2020年3月期では230億円(前期比約30%増)の期初会社計画のところ、上期(4−9月)の売上高は135億円(前年同期比ほぼ倍増)と好調です。

ガンダムシリーズのプラモデルであるガンプラのほか、「ウルトラマン」「仮面ライダー」の商品展開強化。さらに2020年1月には家庭用ゲーム「ドラゴンボールZ KAKAROT」のリリースを国内だけでなく中国市場でも予定していて、ますますの売上拡大が期待できそうです。

5G普及の追い風

そして2020年に本格展開される次世代通信規格の5Gも同社には追い風です。大量のデータを今の20倍も速く、かつ10倍もの数のデバイスでやりとりできるようになるといわれている5G。そんな5G技術を活かし、たとえばゲームでVR(仮想現実)端末などを利用すれば、複数のプレイヤーが同時に、これまで以上に没入感を感じながらプレイできるようになると考えられています。

「機動戦士ガンダム」など、5Gでリアリティの増す作品世界に入り込みたいと考えるファンは少なくないのではないでしょうか。このように5G普及で消費者のエンタメへのニーズは、ますます広がっていくと考えられます。2020年にはガンプラ40周年を迎え、国内外でのビッグな施策を予定している同社の動向から目が離せません。

エンタメで世界の人々に夢と感動を

世界的に拡大するエンタメ市場において、国内外で子どもから大人まで知名度の高いキラーコンテンツでファンを魅了し続ける同社。「ガンダム」や「ドラボンボール」などのコレクターズフィギュアなど、高価格でも売れる商品展開が強みです。ガンプラ40周年と5G本格普及を同タイミングで迎える同社は、既存ファンだけでなく世界中のエンタメファンに、夢と感動を与えてくれそうですね。

大林組
ALSOK
ニチレイ
信越化学工業
カネカ
花王
テルモ
ペプチドリーム
関西ペイント
パーク24
伊藤忠テクノソリューションズ
大塚商会
ダイキン工業
日本電産
ソニー
キーエンス
パン・パシフィック・インターナショナルHD
ヤマハ
住友不動産
リログループ
京成電鉄
共立メンテナンス

本サイトは、原則として原稿作成時点における情報に基づいて作成しております。また、記載された価格、数値等は、過去の実績値、概算値あるいは将来の予測値であり、実際とは異なる場合があります。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
次回は1/9(木)配信予定です。